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2025-10-20 10:00:00

【NEWS】日本でもアメリカカンザイシロアリの被害が急増中?

■住宅事業部からのお知らせ■
近年、木造建築において外来種のアメリカカンザイシロアリの被害が急増しております。
当社でも警戒を強め新築時における予防対策を強化しております。
しかしながらほとんどの大手ハウスメーカーやビルダーはシロアリに対して安易に考え未対策なので
当社では近い将来、日本でも大問題になると予想しております。
分譲住宅ではハウスメーカーや工務店では防蟻業者と通常の取り決めでのシロアリ予防工事のため
使用薬剤と施工方法がが外来種には対応しておりません。保証も対象外です。
せめて今から注文住宅をお考えのお施主様は新築商談時にアメリカカンザイシロアリの
防蟻工事の相談をされるべきです。
運良く上棟前の分譲住宅の購入を検討されている方は追加工事で担当の営業さんに相談されると良いでしょう。
施工方法は一番の得策は木工事中にホウ酸系の薬剤を建物の木部全体に吹き付けすることです。
通常の工事よりかなり割高にはなりますが長く住むにあたり安心には変えられないと思います。
特に今年は例年にない猛暑が続きアメリカカンザイシロアリの相談件数が一気に増えました。
東京都でもかなり発生しております。
その相談内容も新築5年以内に被害や発生している状況です。
日本に建っているほとんどの木造住宅は基礎天から約1m程度のしろあり防蟻処理です。
日本のシロアリ、ヤマトシロアリやイエシロアリ(地下しろあり)地中からのしろありには有効です。
しかしアメリカカンザイシロアリは屋根や小屋裏からも侵入するのでほとんど意味がありません。
当社では新築の建設中での予防工事が一番大事だと考えております。
住んだ後に発生、被害が出てしまうと外来種の駆除はかなり難しいです。
こちらの記事を読んでいただき日本のすべての建築会社さんはしろあり防蟻の方法を考え直していただきたいものです。